日本の和菓子
WAGASHI — 日本の和菓子

あんこをめぐる、日本一周。

北海道のあんこ、京都の上生菓子、地方それぞれの素朴な郷土菓子。地域を越えて、日本の甘さを味わうテーマページです。

日本の和菓子とは──四季を映す、小さな芸術

桜、紫陽花、紅葉、雪——日本の和菓子は、移ろう四季をひとくちの中に写しとってきました。茶の湯の文化とともに磨かれた上生菓子の意匠、餡の繊細な甘み、餅や寒天が生むやわらかな食感。見て美しく、食べておいしい和菓子は、まさに「小さな芸術」といえる存在です。土地ごとの銘菓には、その地の歴史や風土が静かに息づいています。

和菓子の種類と楽しみ方

和菓子は、水分量や製法によっていくつかに分けられます。

  • 上生菓子(練り切り)— 季節の風物を表現する、茶席を彩る主役。
  • 餅菓子・大福— もっちりとした食感で、ふだんのおやつにも。
  • 干菓子・落雁— 日持ちがよく、お茶うけや手土産に好適。

地域に根づく、銘菓の物語

たとえば、ひとくちに和菓子といっても、桜餅やうぐいす餅で春を、水ようかんや葛切りで夏を、栗きんとんや亥の子餅で秋冬を表現します。季節の上生菓子を煎茶や抹茶と合わせれば、家にいながら小さな季節の移ろいを楽しめます。日持ちのする干菓子や最中は、手土産にも喜ばれる日本ならではの贈り物です。

京都の八つ橋、金沢の上生菓子、松江の茶菓子、各地の温泉まんじゅう——和菓子は、その土地の茶の湯文化や水、特産物と結びついて発展してきました。同じ餡や餅でも、土地が変われば味も意匠も変わります。Japan Jikkan では、地域を越えて「日本の和菓子」を深掘りし、銘菓に込められた物語とともにご紹介していきます。お気に入りの一品を、ぜひ見つけてください。