高岡と国宝・瑞龍寺。前田家ゆかりの、銅器と禅の町
富山・高岡(たかおか)は、加賀前田家二代当主・前田利長が開いた、歴史ある町です。荘厳な禅寺・瑞龍寺や、銅器づくりの伝統で知られ、歴史と手しごとが今に息づいています。国宝の伽藍、迫力の大仏、そして職人の鋳物(いもの)の技——富山湾や立山とはまた違う、高岡の文化的な魅力をご案内します。落ち着いた町並みの散策が楽しめる、奥深い町です。
国宝・瑞龍寺|荘厳な、禅の伽藍
瑞龍寺(ずいりゅうじ)は、前田利長の菩提を弔うために建立された、曹洞宗の名刹です。山門、仏殿、法堂が一直線に並ぶ壮大な伽藍配置と、その建築の見事さから、富山県で唯一、国宝に指定されています。広々とした境内に立つと、その荘厳さと静寂に、心が引き締まります。回廊で結ばれた整然とした伽藍は、禅宗寺院の理想的な姿を今に伝える、貴重な存在。夜のライトアップが行われることもあります。
高岡銅器と、鋳物の手しごと
高岡は、400年の歴史を持つ「高岡銅器」の産地です。仏具や花器、銅像など、銅器の生産で全国の大半を占め、その高い技術力は、近年、新しいデザインの製品にも生かされています。鋳物の町・金屋町(かなやまち)には、石畳と格子戸の美しい町並みが残り、散策が楽しめます。鋳物づくりの体験ができる工房もあり、職人の手しごとに触れられます。高岡大仏も、この銅器の技術によって作られた名物です。
歴史と工芸の町を、歩く
高岡には、瑞龍寺や金屋町のほか、土蔵造りの商家が並ぶ山町筋(やまちょうすじ)など、歴史的な町並みが点在します。レトロな路面電車が走り、のんびりとした町歩きが楽しめます。藤子・F・不二雄のふるさととしても知られ、ゆかりのスポットも人気です。富山湾の海の幸や、五箇山の合掌造りとあわせて、歴史と手しごとが息づく高岡を、ぜひ訪れてみてください。落ち着いた大人の旅が楽しめます。
旅のメモ
- エリア
- 富山県高岡市
- 見どころ
- 国宝・瑞龍寺・金屋町・高岡大仏
- 名物
- 高岡銅器・鋳物体験
- あわせて
- 五箇山・富山湾の幸と
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