富山県・自然

立山黒部アルペンルートと雪の大谷。天空の山岳絶景

富山から長野へ、標高3000メートル級の北アルプスを貫く立山黒部アルペンルート。ケーブルカー、ロープウェイ、高原バスなど、さまざまな乗り物を乗り継いでゆく、天空の旅です。春に現れる巨大な雪の壁、迫力の黒部ダム、夏の高山植物——四季折々に表情を変える、雄大な山岳絶景をご案内します。一度は訪れたい、日本を代表する山岳観光ルートです。

雪の大谷|春に現れる、巨大な雪壁

アルペンルートの春の名物が、「雪の大谷」です。除雪によって生まれる雪の壁は、最も高いところで20メートルにも達し、まるで雪の回廊。バスや徒歩で、その谷間を進む体験は圧巻で、見上げるほどの雪の壁に、ただただ圧倒されます。標高2450メートルの室堂(むろどう)周辺は、4月の開通直後でも、一面の銀世界。雪国の自然の力を、まざまざと感じさせてくれる、ここでしか味わえない絶景です。

黒部ダムと、高山の自然

ルートの見どころのひとつが、日本最大級のアーチ式ダム・黒部ダムです。観光放水は大迫力で、晴れた日には、しぶきに虹がかかることも。建設の困難を乗り越えた、人々の偉業にも思いを馳せられます。また、夏の室堂平には、チングルマなどの高山植物が咲き乱れ、雄大な立山の山並みを背景にした、お花畑が広がります。澄んだ空気と、どこまでも続く稜線は、まさに天空の楽園です。

天空の旅を、楽しむ

立山黒部アルペンルートは、富山県側と長野県側、どちらからも入れる山岳観光ルートです。乗り物を乗り継ぎながら、刻々と変わる絶景を楽しめます。雪の大谷は春、高山植物は夏、紅葉は秋と、季節ごとにまったく違う魅力があります。標高が高いため、夏でも防寒対策は必須です。富山湾の海の幸や、宇奈月温泉とあわせて、天と地の絶景をめぐる、富山の旅を満喫してください。

多彩な乗り物で、天空をめぐる

立山黒部アルペンルートの大きな魅力は、ケーブルカー、ロープウェイ、高原バス、トロリーバスなど、さまざまな乗り物を乗り継いで、標高3000メートル級の山岳を貫いていくことです。それぞれの乗り物の車窓から、刻々と変わる雄大な絶景が楽しめます。立山ロープウェイは、支柱が一本もない「ワンスパン方式」で、ゴンドラからは遮るもののないパノラマが広がります。乗り物の旅そのものが、わくわくする体験。山を登るというより、天空を旅していくような感覚が味わえます。

春の巨大な雪の壁、夏の高山植物のお花畑、秋の紅葉。四季それぞれにまったく違う表情を見せる、日本を代表する山岳観光ルートです。

めぐり方と、訪れる際の注意

アルペンルートは、富山県側と長野県側、どちらからも入れます。全線を通り抜けることも、途中まで往復することもできます。例年、4月中旬に開通し、11月末で閉鎖となるため、訪問できる期間は限られます。標高が高く、夏でも気温が低いため、防寒対策は必須。雪の大谷は春、高山植物は夏、紅葉は秋と、目的に合わせて時期を選びましょう。

富山県側へは、北陸新幹線でアクセスできます。富山湾の海の幸や、峡谷の宇奈月温泉とあわせて、天と地の絶景をめぐる富山の旅を、ぜひ満喫してください。

旅のメモ

エリア
富山県立山町ほか
見どころ
雪の大谷・黒部ダム・室堂のお花畑
ベスト
雪の大谷は春、高山植物は夏(冬季全面閉鎖)
あわせて
富山湾の海の幸・宇奈月温泉と
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