徳島県・祭り

阿波おどり。「踊る阿呆」になる、夏の徳島

「踊る阿呆(あほう)に、見る阿呆、同じ阿呆なら、踊らにゃ損々」。毎年夏、徳島の街は、400年続く、阿波おどりの熱気に包まれます。日本を代表する盆踊りのひとつで、鳴り物の熱気と、独特の所作が、見る人をも、踊りの渦へと引き込みます。観るだけでなく、誰もが「踊る阿呆」になれる——徳島の、夏の風物詩をご案内します。一度体験すれば、その熱気が、忘れられなくなります。

連の競演と、鳴り物の熱気

三味線、太鼓、鉦(かね)、笛が刻む、軽快な二拍子のリズムに乗せて、「連(れん)」と呼ばれる、踊り手の集団が、街を練り歩きます。腰を落とし、勇壮に踊る「男踊り」と、編笠を深くかぶり、優美に、つま先立ちで踊る「女踊り」。その対照的な美しさが、阿波おどりの見どころです。有名連の、洗練された踊りは、まさに圧巻。体に響く、鳴り物の音と、踊り手の熱気に、自然と心が躍ります。

「にわか連」で、踊りに参加

阿波おどりの大きな魅力は、観るだけでなく、誰でも、飛び入りで参加できる「にわか連」があること。難しい振り付けはなく、「右手と右足、左手と左足」を、同時に出して進むのが、基本です。見よう見まねで、手を上げ、足を運べば、たちまち、熱気の渦の中へ。踊りの輪に加われば、地元の人々と、一体になれる、最高の体験ができます。一年を通して、踊りを体感できる、会館もあります。

阿波おどりを、楽しむ

徳島市の阿波おどりは、例年、8月のお盆の時期(12〜15日)に開催され、全国から、100万人以上の観光客が訪れます。期間中は、街じゅうが、熱気に包まれます。有料の演舞場では、迫力ある、有名連の踊りを、間近で楽しめます。宿は、大変混雑するので、早めの予約が肝心。鳴門の渦潮や、徳島の味覚とあわせて、400年続く、阿波おどりの熱気を、ぜひ、その身で体感してください。

阿波おどりの歴史と、連の文化

阿波おどりの起源には諸説ありますが、約400年前、徳島城の完成を祝って人々が踊ったのが始まりとも伝えられます。藍の交易で栄えた徳島の経済力を背景に、人々の踊りは年々盛んになり、今や日本最大級の盆踊りへと発展しました。踊り手の集団「連」には、洗練された技を誇る有名連から、企業や学生の連、地域の連までさまざまあり、それぞれが個性を競い合います。脈々と受け継がれてきた、徳島の人々の誇りそのものです。

二拍子の軽快なリズムと、男踊り・女踊りの対照的な美しさ。観る者の心まで躍らせる熱気が、阿波おどりの何よりの魅力です。

徳島めぐりと、アクセス

阿波おどりの本番は、例年8月のお盆の時期。期間中は街じゅうが熱気に包まれ、有料演舞場では有名連の迫力ある踊りを間近で楽しめます。本番以外の時期でも、「阿波おどり会館」で、一年を通して踊りを鑑賞・体験できます。鳴門の渦潮や、祖谷のかずら橋といった徳島の絶景とあわせて楽しめます。

徳島へは、徳島阿波おどり空港や、神戸・大阪からの高速バスでアクセスできます。本番期間は宿が大変混み合うため、早めの予約が肝心です。400年続く阿波おどりの熱気を、ぜひその身で体感してください。一度味わえば、忘れられない夏の思い出になります。

旅のメモ

エリア
徳島県徳島市
本番
毎年8月(お盆の時期)
参加
にわか連で飛び入り可
あわせて
鳴門の渦潮も
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