縁結びの出雲大社。神々が集う国の、お参りの旅
神話の国・島根。その中心にあるのが、縁結びの神様として知られる、出雲大社(いずもおおやしろ)です。旧暦十月には、全国の神々が、この出雲に集うとされ、この地では、十月を「神在月(かみありづき)」と呼びます。巨大なしめ縄、独特の参拝作法、そして門前の名物——神々が集う国の、お参りの旅をご案内します。良縁を願い、神話のロマンに触れる、特別な旅へ出かけましょう。
巨大なしめ縄と、特別な作法
出雲大社の神楽殿(かぐらでん)に掛かる、長さ約13メートル、重さ5.2トンにもおよぶ、大しめ縄は、まさに圧巻。その大きさに、誰もが驚かされます。また、出雲大社では、一般的な神社の「二礼二拍手一礼」と異なり、「二礼四拍手一礼」と、四回、柏手(かしわで)を打つのが、古くからの習わしです。良縁を結ぶ祈りを込めて、丁寧にお参りすれば、心も清らかになります。荘厳な社殿に、神話の世界を感じます。
門前のぜんざいと、ご縁の旅
実は、ぜんざいは、出雲が発祥の地との説があります。神在月に振る舞われた「神在(じんざい)餅」が、なまって「ぜんざい」になったとも。出雲大社の参道(神門通り)では、名物の、出雲ぜんざいや、独特の三段重ねの「出雲そば」を味わえます。良縁を願う参拝とあわせて、ゆったりと、門前町を歩くのが、出雲詣での楽しみ。お土産物店も並び、ご縁にちなんだ、かわいい品々も見つかります。
神話の国、出雲をめぐる
出雲大社の周辺には、日本神話ゆかりの、見どころが点在します。夕日の絶景で知られる稲佐の浜(いなさのはま)は、神々を迎える、神聖な浜。古代出雲の歴史を学べる、博物館もあります。少し足を延ばせば、松江や、石見銀山も。神話のロマンと、縁結びのご利益を求めて、神々が集う国・出雲を、ぜひ訪れてみてください。心に残る、ご縁の旅になるはずです。
神在月と、縁結びの由来
旧暦十月は、全国的には神々が出雲へ出かけて留守になることから「神無月(かんなづき)」と呼ばれますが、神々が集まる出雲では「神在月(かみありづき)」と呼ばれます。この時期、全国の八百万の神々が出雲大社に集い、人々の縁を結ぶ会議「神議り(かみはかり)」を行うと伝えられています。出雲大社が縁結びの神様として知られるのは、この言い伝えに由来します。ここでいう「縁」は、男女の縁だけでなく、人と人、人と物事の、あらゆるよきつながりを意味するとされています。
主祭神の大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)は、国づくりの神であり、縁を司る神。荘厳な社殿に立てば、神話の世界がぐっと身近に感じられます。
出雲めぐりと、アクセス
出雲大社の周辺には、神話ゆかりの見どころが点在します。神々を迎える神聖な浜・稲佐の浜、古代出雲の歴史を学べる博物館、夕日の絶景など、あわせてめぐりたいスポットが充実しています。参道の神門通りでは、出雲そばや出雲ぜんざいといった名物も楽しめます。
出雲へは、出雲縁結び空港や、JR、一畑電車でアクセスできます。松江の城下町や、玉造温泉、石見銀山とあわせて、神話の国・島根をめぐる、ご縁の旅を満喫してください。良縁を願い、神話のロマンに触れる、特別な時間が過ごせます。
旅のメモ
- エリア
- 島根県出雲市
- 作法
- 二礼四拍手一礼
- 名物
- 出雲そば・出雲ぜんざい
- あわせて
- 松江・石見銀山へも