長崎県・町並み

坂と異国情緒の街・長崎。グラバー園から教会群まで

鎖国の時代も、海外に開かれていた長崎は、日本・中国・西洋の文化が、溶け合う「和華蘭(わからん)」の街です。坂の多い、港町に、独特の、異国情緒が漂います。明治の洋館、祈りの教会群、活気ある中華街、そして、美しい夜景——和華蘭が交わる港町・長崎の歩き方をご案内します。日本の中にいながら、異国を旅しているかのような、独特の魅力にあふれた街です。

グラバー園と、教会群

港を見下ろす、丘の上のグラバー園には、明治期の、洋館が点在し、開港の歴史を、今に伝えます。レトロな洋館と、港の眺めが、ロマンチックです。また、長崎には、禁教の時代を経て、復活した、キリスト教信仰の歴史を物語る、教会群が点在します。国宝・大浦天主堂(おおうらてんしゅどう)をはじめ、その一部は、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」として、世界遺産にも登録されています。

中華街と、世界新三大夜景

横浜、神戸と並ぶ、日本三大中華街のひとつ、長崎新地中華街(しんちちゅうかがい)では、名物の、ちゃんぽんや、皿うどん、角煮まんなどを味わえます。そして、長崎を訪れたら、ぜひ見たいのが、稲佐山(いなさやま)から望む夜景です。「世界新三大夜景」にも選ばれた、その絶景は、宝石をちりばめたかのよう。すり鉢状の地形に広がる、街の灯が、海に映り込み、息をのむ美しさです。

長崎を、めぐる

長崎には、鎖国時代の、唯一の貿易窓口だった、出島(でじま)や、平和を願う、平和公園、眼鏡橋(めがねばし)など、見どころが、数多く点在します。坂の街ならではの、路地さんぽや、レトロな路面電車での移動も、楽しいもの。ハウステンボスや、軍艦島も。和・華・蘭の文化が、交わる、異国情緒あふれる港町・長崎を、ぜひ、ゆっくりと、めぐってみてください。歩くほどに、新しい魅力に、出会えます。

出島と、開かれた港の歴史

長崎が「和華蘭」の独特な文化を持つのは、鎖国の時代も海外への窓口であり続けた歴史によります。江戸幕府は、長崎の出島を唯一のオランダとの貿易拠点とし、また中国との交易も長崎で行いました。扇形の人工島・出島を通じて、西洋や中国の文物、学問、医学、食文化が日本へともたらされたのです。坂の街に残る洋館や教会、中華街、そしてカステラやちゃんぽんといった食は、こうした異文化交流の歴史が生んだもの。日本の中にいながら、異国を旅しているかのような気分が味わえるのが、長崎ならではの魅力です。

禁教の時代を経て信仰を守り抜いた歴史を伝える教会群は、世界遺産にも登録されています。長崎は、祈りの記憶が刻まれた街でもあります。

長崎のめぐり方と、アクセス

長崎は、坂の街ならではの路地さんぽや、レトロな路面電車での移動が楽しい街です。グラバー園や大浦天主堂、出島、眼鏡橋、平和公園など、見どころが点在します。稲佐山から望む、世界新三大夜景に選ばれた絶景も必見。中華街では、ちゃんぽんや皿うどん、角煮まんを味わえます。

長崎へは、新幹線や長崎空港でアクセスできます。ハウステンボスや軍艦島とあわせて、和・華・蘭の文化が交わる異国情緒あふれる港町・長崎を、ぜひゆっくりとめぐってみてください。

旅のメモ

エリア
長崎県長崎市
見どころ
グラバー園・大浦天主堂・稲佐山・出島・眼鏡橋
名物
ちゃんぽん・皿うどん
あわせて
ハウステンボスも
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