京都府・ご当地グルメ

京都の甘味と純喫茶。古都でひと息つく名店めぐり

寺社をめぐり、石畳を歩き、ふと足が疲れたころ。京都の旅にいちばん似合うのは、甘味処や、純喫茶でのひと休みです。抹茶の苦みと、あんこの甘み、つるりとしたわらび餅、そして昭和の香り漂う喫茶店のクリームソーダ——古都ならではの「甘い休憩」を、ゆっくり味わいに行きましょう。京都の甘味と、喫茶文化の魅力をご案内します。旅の合間の、心和むひとときです。

抹茶とあんこ、王道の甘味処

お茶の文化が深く根づく京都では、抹茶を使った甘味が、実に充実しています。抹茶あんみつ、抹茶パフェ、抹茶のかき氷——濃く点てた抹茶の、ほろ苦さが、あんこや、白玉、アイスの甘さを、上品に引き立てます。とりわけ、夏の宇治金時のかき氷は、ふわりとした氷に、本格的な抹茶蜜がたっぷりとかかり、暑さを忘れさせてくれる、京都の風物詩。老舗の甘味処で味わう一杯は、格別です。

つるりと涼やか、わらび餅の名店

本わらび粉を使った、上質なわらび餅は、口に入れた瞬間に、とろけるような食感が魅力です。きな粉と、黒蜜をたっぷりとまとわせた一皿は、シンプルだからこそ、素材の良し悪しが、はっきりと出ます。専門店の、できたてのわらび餅は、まさに絶品。持ち帰りができる店も多く、京都土産としても喜ばれます。なめらかな喉ごしと、上品な甘さは、古都の夏にぴったりの和スイーツです。

レトロな純喫茶で、時間を巻き戻す

京都には、創業数十年という、趣ある純喫茶が、今も数多く残っています。ビロード張りの椅子、磨き込まれた木のカウンター、サイフォンで丁寧に淹れる一杯のコーヒー——色鮮やかなクリームソーダや、厚切りのトーストをいただきながら過ごす時間は、観光のスピードを、そっと緩めてくれます。社寺めぐりの合間に、京都の甘味と喫茶文化で、心ゆくまでひと息ついてください。

京都の甘味と、喫茶文化の背景

京都に上質な甘味文化が花開いたのには、茶の湯の伝統が深く関わっています。茶席で供される和菓子の文化が、職人の技を磨き、季節を映す繊細な甘味を育ててきました。抹茶を使った甘味が充実しているのも、宇治をはじめとする良質なお茶の産地を抱える京都ならではです。一方で、京都は実はコーヒーやパンの消費量が全国でも上位という、知られざる喫茶王国でもあります。古くからの新しもの好きな気質と、職人を大切にする文化が、こだわりの純喫茶やコーヒー店を数多く生み出してきました。和と洋、二つの「甘い休憩」が共存するのが、京都の懐の深さです。

濃く点てた抹茶のほろ苦さ、とろけるわらび餅、昭和の香り漂う純喫茶のクリームソーダ。旅の合間の、心和むひとときが過ごせます。

甘味めぐりと、アクセス

京都の甘味処や純喫茶は、祇園や河原町、北山などのエリアに点在します。社寺めぐりや町歩きの合間に立ち寄れば、観光のスピードをそっと緩めてくれます。夏は宇治金時のかき氷、秋は栗を使った甘味と、季節ごとの味も楽しみです。

京都市内は、市バスや地下鉄でめぐれます。寺社をめぐり、石畳を歩いて疲れたころに味わう、古都ならではの甘い休憩。京都の甘味と喫茶文化で、心ゆくまでひと息ついてください。

旅のメモ

エリア
京都市内(祇園・河原町・北山ほか)
名物
抹茶あんみつ・わらび餅・宇治金時・クリームソーダ
ベスト
かき氷は夏、栗甘味は秋
あわせて
寺社めぐりの合間に
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