愛媛県・町並み

内子と大洲。白壁の町並みと、和ろうそくの灯る里

愛媛の南予(なんよ)地方には、白壁の町並みが残る、ノスタルジックな町があります。かつて、木蝋(もくろう)づくりで栄えた内子(うちこ)と、肱川(ひじかわ)沿いの城下町・大洲(おおず)——白壁の町並みと、和ろうそくの灯る里をご案内します。観光地化されすぎていない、しっとりとした、本物の町並みは、心を、やさしく癒してくれます。大人の、味わい深い散策が、楽しめる場所です。

内子|木蝋で栄えた、白壁の町並み

内子は、江戸から明治にかけて、和ろうそくの原料となる、木蝋(もくろう)の生産で、大いに栄えた町です。その富を象徴する、白壁と、なまこ壁の、豪商の屋敷が連なる、八日市(ようかいち)・護国(ごこく)の町並みは、重要伝統的建造物群保存地区に選ばれています。今も、伝統的な製法で、和ろうそくを作り続ける、工房もあり、職人の手しごとを、見学できます。一本の灯に、歴史と技が、込められています。

内子座と、レトロな芝居小屋

内子には、大正時代に建てられた、本格的な芝居小屋「内子座(うちこざ)」が、今も現役で残ります。回り舞台や、花道、桝席(ますせき)など、当時のままの造りで、舞台裏も、見学できます。レトロで、趣のある空間は、まるで、時代をさかのぼったかのよう。今も、歌舞伎や、文楽などの公演が、行われています。白壁の町並みとあわせて、内子の、豊かな文化に、触れることができます。

大洲|肱川沿いの、伊予の小京都

内子の近くにある大洲は、「伊予(いよ)の小京都」と呼ばれる、風情ある城下町です。肱川のほとりに、木造で復元された大洲城がそびえ、城下には、明治の豪商の屋敷「臥龍山荘(がりゅうさんそう)」など、見どころが点在します。夏には、川面を、屋形船で下りながら、伝統漁の鵜飼(うかい)を楽しめます。内子とあわせて、愛媛・南予の、歴史と文化が薫る、町並みさんぽを、満喫してください。

木蝋が生んだ、白壁の町並み

内子の美しい白壁の町並みは、「木蝋(もくろう)」づくりで栄えた歴史が生み出したものです。木蝋とは、ハゼの実から採れる蝋(ろう)で、和ろうそくや、びんつけ油などの原料となる、当時の貴重な品でした。内子は、江戸から明治にかけて、上質な木蝋の一大産地として大いに栄え、その富を背景に、白壁となまこ壁の豪商の屋敷が次々と建てられたのです。八日市・護国の町並みは、重要伝統的建造物群保存地区に選ばれ、観光地化されすぎていない、しっとりとした本物の風情を今に伝えています。今も伝統的な製法で和ろうそくを作り続ける工房もあり、職人の手しごとを見学できます。

大正時代の芝居小屋・内子座も、現役で残る見どころ。回り舞台や花道など、当時のままの造りで、今も歌舞伎などの公演が行われています。

南予の町並みめぐりと、アクセス

内子の近くにある大洲は、「伊予の小京都」と呼ばれる風情ある城下町です。肱川のほとりに大洲城がそびえ、明治の豪商の屋敷・臥龍山荘などの見どころが点在します。夏には、屋形船で川を下りながら、伝統漁の鵜飼を楽しめます。

内子・大洲へは、松山方面から鉄道や車でアクセスできます。松山城や道後温泉とあわせて、愛媛・南予の歴史と文化が薫る、味わい深い町並みさんぽを満喫してください。大人の、しっとりとした散策が楽しめます。

旅のメモ

エリア
愛媛県内子町・大洲市
見どころ
八日市の白壁の町並み・内子座・大洲城・臥龍山荘
名物
和ろうそく・大洲の鵜飼
あわせて
松山・道後温泉と
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