道後温泉。日本最古級の湯で、レトロな湯めぐり
三千年の歴史を持つともいわれる道後(どうご)温泉は、日本最古級の温泉です。夏目漱石の小説『坊っちゃん』にも登場し、文学にも、数多く描かれてきました。レトロな、湯の街の風情が、今も、多くの人を惹きつけます。風格ある本館の建築、湯の街のそぞろ歩き、坊っちゃん列車——愛媛・松山で楽しむ、道後温泉の旅をご案内します。歴史と、文学の香り漂う、味わい深い温泉地です。
道後温泉本館|風格ある、湯の殿堂
重厚な、木造三層楼の道後温泉本館は、国の重要文化財に指定された、道後のシンボルです。複雑に入り組んだ、迷路のような館内や、振鷺閣(しんろかく)に灯る、赤いギヤマン、時を告げる、刻太鼓(ときだいこ)など、湯に浸かるだけではない、見どころにあふれています。なめらかな、アルカリ性の湯が、旅の疲れを、やさしくほぐしてくれます。歴史ある建物で味わう湯は、まさに格別です。
温泉街さんぽと、坊っちゃん列車
道後温泉本館の周りには、アーケード商店街や、足湯、からくり時計が広がり、浴衣で、そぞろ歩くのにぴったりです。レトロな雰囲気の中、食べ歩きや、お土産探しが楽しめます。また、明治時代に走っていた蒸気機関車を再現した、レトロな「坊っちゃん列車」に揺られて、松山城方面へ向かうのも、風情があります。文学の町・松山ならではの、ノスタルジックな時間を、満喫できます。
松山を、めぐる
道後温泉のある松山は、正岡子規(まさおかしき)や、夏目漱石ゆかりの「文学の町」でもあります。街には、文学にちなんだスポットや、句碑が点在し、散策も楽しめます。現存天守を持つ、松山城も必見。城、温泉、文学が溶け合う、趣深い町です。しまなみ海道や、愛媛のみかんとあわせて、日本最古級の名湯・道後温泉で、レトロな湯めぐりと、文学の旅を、心ゆくまで楽しんでください。
道後温泉の歴史と、神話
道後温泉は、日本書紀にも登場する、三千年の歴史を持つともいわれる日本最古級の温泉です。聖徳太子が訪れ、その湯のすばらしさをたたえたと伝わるほか、足を痛めた白鷺が湯に浸かって傷を癒したという発見の伝説も残ります。古くは天皇や貴族にも愛され、長い歴史のなかで、多くの人々の心と体を癒してきました。夏目漱石が『坊っちゃん』で描いたことでも知られ、文学の香りも漂います。歴史と伝説が幾重にも重なる、まさに名湯中の名湯です。
なめらかなアルカリ性の湯と、迷路のような本館建築。湯に浸かるだけでなく、建物そのものを味わえるのが、道後の魅力です。
湯めぐりと、松山のめぐり方
道後温泉には、シンボルの本館のほか、「飛鳥乃湯泉(あすかのゆ)」や「椿の湯」といった外湯もあり、湯めぐりが楽しめます。浴衣でアーケード商店街をそぞろ歩き、足湯やからくり時計、食べ歩きを楽しむのも、道後ならではの過ごし方です。
道後温泉へは、松山市内から、レトロな路面電車でアクセスできます。現存天守の松山城や、正岡子規・夏目漱石ゆかりの文学スポット、しまなみ海道とあわせて、城・温泉・文学が薫る松山を、ゆっくりとめぐってみてください。日本最古級の名湯で、レトロな湯めぐりと文学の旅を満喫できます。
旅のメモ
- エリア
- 愛媛県松山市
- 見どころ
- 道後温泉本館・温泉街さんぽ・坊っちゃん列車
- 泉質
- アルカリ性単純温泉
- あわせて
- 松山城・しまなみ海道も