熱田神宮と国宝・犬山城。愛知でたどる、歴史の旅
織田信長、豊臣秀吉、徳川家康——天下統一を成し遂げた三英傑を輩出した愛知は、まさに歴史の宝庫です。由緒ある古社や、名城をめぐれば、戦国の世から、悠久の歴史に思いを馳せられます。三種の神器を祀る熱田神宮と、現存最古ともいわれる国宝・犬山城。愛知の歴史と信仰をたどる旅を、ご案内します。日本の歴史の、重要な舞台を訪ねてみましょう。
熱田神宮|草薙剣を祀る、杜の社
熱田神宮(あつたじんぐう)は、三種の神器のひとつ、草薙剣(くさなぎのつるぎ)を祀る、由緒ある古社です。伊勢神宮に次ぐ格式を誇り、古くから篤い信仰を集めてきました。名古屋の中心部にありながら、一歩境内に足を踏み入れると、そこは鬱蒼とした鎮守の杜。樹齢千年を超える大楠(おおくす)がそびえ、清々しい空気に包まれます。信長が桶狭間の戦いの前に戦勝祈願した、とも伝わる、歴史深い社です。
国宝・犬山城|木曽川を望む、天守
木曽川のほとりの小高い丘に建つ犬山城は、現存する日本最古の様式とも伝わる、国宝の天守を持つ名城です。こぢんまりとしながらも、凛とした風格をたたえ、最上階の回廊からは、木曽川と城下町を一望できます。スリルある眺めも魅力。城のふもとには、江戸時代の風情が残る城下町が広がり、食べ歩きや、散策が楽しめます。歴史ファンならずとも、心ときめく、美しい城です。
三英傑ゆかりの地を、めぐる
愛知には、熱田神宮や犬山城のほかにも、信長が築いた清洲城や、桶狭間古戦場、家康生誕の岡崎城など、三英傑にまつわる史跡が数多く点在します。これらをめぐれば、戦国時代の歴史を、より深く体感できます。春には、各地で武将をテーマにした祭りも開かれ、にぎわいます。名古屋めしや、やきものの里とあわせて、歴史ロマンあふれる愛知の旅を、心ゆくまで楽しんでください。
三英傑を生んだ、愛知の歴史
愛知が「歴史の宝庫」と呼ばれるのは、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康という、天下統一を成し遂げた三英傑を、いずれもこの地が生み出したからです。尾張の地に生まれた信長が天下統一への道を切り開き、同じ尾張出身の秀吉がそれを成し遂げ、三河出身の家康が泰平の世を築きました。県内には、桶狭間古戦場や、清洲城、家康生誕の岡崎城など、戦国の歴史を伝える史跡が数多く点在します。日本史の大きな転換点が、この愛知の地で動いたのです。歴史好きにはたまらない、見どころの宝庫といえます。
三種の神器を祀る熱田神宮の荘厳さと、国宝・犬山城の凛とした姿。愛知には、信仰と歴史が織りなす奥深い魅力が息づいています。
歴史めぐりと、アクセス
熱田神宮は、名古屋の中心部からアクセスしやすく、初詣や祭礼の時期にはとくににぎわいます。犬山城のふもとには、江戸の風情が残る城下町が広がり、食べ歩きや散策が楽しめます。春には、各地で武将をテーマにした祭りも開かれます。
名古屋へは新幹線が、各地へは在来線や名鉄がアクセスを担います。味噌カツやひつまぶしといった名古屋めし、有松絞りや常滑焼といったやきものの里とあわせて、歴史ロマンあふれる愛知の旅を、心ゆくまで楽しんでください。
旅のメモ
- エリア
- 愛知県名古屋市・犬山市
- 見どころ
- 熱田神宮・国宝犬山城・城下町
- あわせて
- 名古屋めし・やきものの里と
- ベスト
- 桜の季節の城下町も