武田神社と甲府。風林火山、戦国の英雄ゆかりの地をめぐる
山梨(甲斐)は、戦国時代きっての名将・武田信玄(たけだしんげん)を生んだ土地です。「風林火山」の旗のもと、最強とうたわれた騎馬軍団を率いた信玄は、今も「甲斐の虎」として、山梨の人々に愛され、敬われています。信玄を祀る武田神社をはじめ、甲府には、戦国の英雄ゆかりの史跡が点在します。歴史ロマンあふれる、山梨の旅をご案内します。信玄の足跡をたどってみましょう。
武田神社|信玄を祀る、館の跡
武田神社は、武田信玄を祭神として祀る神社で、信玄をはじめ、武田家三代が居館とした「躑躅ヶ崎館(つつじがさきやかた)」の跡に建てられています。「人は城、人は石垣」という信玄の思想を体現するように、大きな天守を持たない館でしたが、堀や土塁が今も残り、戦国の世に思いを馳せられます。勝運の神様としても信仰を集め、多くの参拝者が訪れます。境内の宝物殿では、信玄ゆかりの品々を見ることができます。
信玄堤と、治水の遺産
信玄は、優れた武将であると同時に、領国経営にも力を注いだ名君でした。なかでも、たびたび氾濫する川の水害から領地を守るために築いた治水施設「信玄堤(しんげんづつみ)」は、その代表的な遺産です。当時の高度な土木技術がうかがえ、今もその役割を果たし続けています。戦だけでなく、民の暮らしを守った信玄の知恵に触れることで、この英雄の、また違った一面を知ることができます。
甲斐の歴史を、たどる
甲府には、武田神社のほかにも、信玄の菩提寺である恵林寺(えりんじ)や、武田氏ゆかりの史跡が点在します。毎年春には、信玄の命日にちなんだ「信玄公祭り」が開かれ、甲冑姿の武者行列でにぎわいます。歴史ファンならずとも、戦国ロマンを満喫できるはず。ほうとうなどの山梨グルメや、富士五湖の絶景とあわせて、戦国の英雄ゆかりの地をめぐる、味わい深い旅を楽しんでください。
旅のメモ
- エリア
- 山梨県甲府市
- 見どころ
- 武田神社・躑躅ヶ崎館跡・恵林寺・信玄堤
- イベント
- 春の信玄公祭り
- あわせて
- 富士五湖・ほうとう・ワインと
RELATED — 関連記事