串本と橋杭岩。本州最南端、黒潮きらめく海の絶景
本州最南端に位置する和歌山・串本(くしもと)は、黒潮がもたらす温暖な気候と、ダイナミックな海の絶景で知られる町です。海に向かって、奇岩が一列に連なる不思議な光景や、サンゴが育つ、南国のような海——黒潮が育てた、串本の、温暖でダイナミックな海の絶景をご案内します。本州の端ならではの、雄大な太平洋の景色が、訪れる人を、迎えてくれます。
橋杭岩|海に並ぶ、奇岩の列
大小、約40の岩柱が、まるで橋の杭(くい)のように、海に向かって、一列に連なる「橋杭岩(はしぐいいわ)」は、串本を象徴する奇景です。国の名勝・天然記念物にも指定されています。とりわけ、岩の間から、朝日が昇る光景は、神々しいまでの美しさ。干潮時には、岩の近くまで歩いて行くこともできます。自然がつくり出した、ダイナミックな造形美に、ただただ目を奪われます。
潮岬と、サンゴの海
本州最南端の地・潮岬(しおのみさき)では、太平洋を、180度見渡す、雄大な大パノラマが広がります。水平線が、丸く見えるほどの、開放感。岬に立つ、白い灯台もシンボルです。また、黒潮の影響で、温暖な串本の海は、サンゴが群生する、本州では珍しい海。ダイビングや、シュノーケリング、グラスボートで、色とりどりの魚が泳ぐ、豊かな海中世界に出会えます。南国気分を、味わえます。
串本の、自然を楽しむ
串本は、海の絶景だけでなく、温暖な気候を生かした、自然の見どころも豊富です。トルコとの友好の歴史を伝える、トルコ記念館や、近くには、那智の滝や、熊野古道もあります。新鮮な海の幸や、ロケット発射場としても、近年注目を集めています。南紀白浜の温泉や、熊野の聖地とあわせて、本州最南端・串本の、黒潮きらめく海の絶景を、心ゆくまで満喫してください。
串本とトルコの、友好の物語
串本には、日本とトルコの友好の原点となった出来事が刻まれています。1890年、オスマン帝国(トルコ)の軍艦エルトゥールル号が、串本沖で台風により遭難し、多くの犠牲者を出しました。このとき、地元・大島の人々は、暴風雨のなか、自らの食料や着物を差し出して、生存者を懸命に救助したのです。この献身は両国の友好の礎となり、今もトルコでは語り継がれています。岬には、トルコ記念館や慰霊碑が建てられています。
本州最南端という地理が育んだ海の物語は、絶景だけでない串本の奥深さを伝えてくれます。
海のアクティビティと、アクセス
黒潮の恵みを受けた串本の海は、本州では珍しいサンゴの群生地です。ダイビングやシュノーケリング、グラスボートで、色とりどりの熱帯魚が泳ぐ豊かな海中世界を楽しめます。橋杭岩の朝日や、潮岬の大パノラマなど、絶景スポットも充実。新鮮な海の幸を味わえる食堂も点在します。
串本へは、特急列車や車でアクセスできます。近年はロケット発射場としても注目を集めています。那智の滝や熊野三山、南紀白浜の温泉とあわせて、黒潮きらめく本州最南端・串本の、ダイナミックな海と歴史を満喫してください。
旅のメモ
- エリア
- 和歌山県串本町
- 見どころ
- 橋杭岩・潮岬・サンゴの海
- ベスト
- 橋杭岩の朝日
- あわせて
- 熊野・南紀白浜と