日本三名園・後楽園と岡山城。晴れの国の、雅な歴史さんぽ
温暖で、晴れの日が多いことから「晴れの国」と呼ばれる岡山。その中心に、日本三名園のひとつ・後楽園(こうらくえん)と、黒い壁の岡山城が、旭川(あさひがわ)を挟んで、美しく対峙しています。広々とした大名庭園と、漆黒の城、そして桃太郎伝説——晴れの国・岡山の、雅な歴史さんぽをご案内します。歴史と自然、伝説が織りなす、岡山ならではの旅の魅力に触れられます。
後楽園|広々とした、大名庭園
後楽園は、江戸時代に、岡山藩主が、憩いの場として築いた、広大な大名庭園です。金沢の兼六園、水戸の偕楽園と並ぶ、日本三名園のひとつ。広々とした芝生の広場や、池、茶室、田畑が、巧みに配され、開放感あふれる景色が広がります。借景として、対岸の岡山城を望む眺めは、まさに絵のような美しさ。四季折々の花や、夜間特別開園のライトアップなど、一年を通じて楽しめます。
岡山城と、桃太郎の町
後楽園の対岸にそびえる岡山城は、その黒い外観から「烏城(うじょう)」とも呼ばれる、名城です。金の鯱(しゃちほこ)が輝く、黒壁の天守は、堂々たる風格。また、岡山は、おとぎ話「桃太郎」伝説の、ゆかりの地でもあります。岡山駅前の桃太郎像や、名物の「きびだんご」とともに、童話の世界を、身近に感じられます。歴史と、伝説が同居する、楽しい町歩きが楽しめます。
晴れの国、岡山をめぐる
後楽園と岡山城は、岡山観光の中心です。周辺には、岡山県立美術館や、林原(はやしばら)美術館など、文化的な見どころも点在。少し足を延ばせば、レトロな町並みが美しい、倉敷美観地区や、瀬戸内の島々もあります。フルーツ王国でもある岡山ならではの、白桃や、マスカットのスイーツも、ぜひ味わって。晴れの国・岡山で、歴史と自然、グルメを、心ゆくまで満喫してください。
後楽園の成り立ちと、庭の美
後楽園は、江戸時代の元禄期に、岡山藩主・池田綱政(つなまさ)が、藩主の憩いの場として、14年もの歳月をかけて造らせた庭園です。広々とした芝生を中心に、池や築山、茶室、そして実際に稲が育つ田畑までもが配された、回遊式の大名庭園。歩を進めるごとに景色が変化し、対岸の岡山城を借景として取り込む眺めは、まさに絵画のような美しさです。藩主が客をもてなし、また自らの心を休めた、洗練された美意識が随所に息づいています。
春の桜、初夏の花菖蒲、秋の紅葉と、四季折々の自然が楽しめ、夏や秋の夜間特別開園では、幻想的にライトアップされた庭園を散策できます。
岡山めぐりと、アクセス
後楽園と、対岸の烏城・岡山城は、あわせてめぐるのが定番です。周辺には美術館も点在し、文化的な散策が楽しめます。桃太郎伝説ゆかりのスポットや、白桃・マスカットを使ったフルーツスイーツも、岡山ならではの楽しみです。
岡山へは、新幹線の岡山駅から後楽園まで、路面電車やバスでアクセスできます。岡山は山陽・四国方面への交通の要衝でもあり、白壁が美しい倉敷美観地区や、瀬戸内の島々へも足を延ばしやすい立地。晴れの国・岡山で、歴史と自然、グルメを満喫してください。
旅のメモ
- エリア
- 岡山県岡山市
- 見どころ
- 後楽園・岡山城
- 名物
- きびだんご・桃太郎伝説
- あわせて
- 倉敷美観地区へも