宮城県・自然

蔵王の御釜と宮城の自然。エメラルドの火口湖を望む絶景

宮城と山形にまたがる蔵王連峰には、神秘的なエメラルド色の火口湖と、雄大な山岳の絶景が広がります。火山がつくり出した造形美と、季節ごとに移ろう山の表情。温泉や樹氷で名高い蔵王は、夏から秋にかけても、息をのむような自然のドラマを見せてくれます。今回は、宮城側から楽しむ蔵王の大自然をご案内します。

御釜|エメラルドに輝く、火口湖

蔵王連峰のシンボル「御釜(おかま)」は、円い火口にたまった水がエメラルドグリーンに輝く神秘の湖です。天候や光の加減によって色を変えることから「五色沼」とも呼ばれます。すり鉢状の荒々しい火口壁に抱かれた、静かで鮮やかな湖面のコントラストは、まさに自然の芸術。展望台からその全景を望めば、地球の営みのスケールに、ただ圧倒されるばかりです。

蔵王エコーラインの、絶景ドライブ

蔵王の山岳を貫く蔵王エコーラインは、新緑や紅葉が美しい絶景ロードです。曲がりくねった山道を上るにつれ、雄大な山並みと眼下に広がる景色が次々と展開します。御釜の展望台へも、このルートから気軽にアクセス可能。高山植物が咲く夏、山全体が燃えるように色づく秋と、季節を変えて訪れたくなる道です。澄んだ空気と、どこまでも続く稜線が、日常を忘れさせてくれます。

四季で楽しむ、蔵王の魅力

蔵王は、夏の御釜やトレッキング、秋の紅葉、そして冬の樹氷と、一年を通して楽しめる山岳リゾートです。山麓には名湯・遠刈田(とおがった)温泉などもあり、自然散策のあとに湯で疲れを癒すこともできます。御釜は火山活動の状況によって立ち入りが制限される場合もあるため、お出かけ前に情報を確認しておくと安心。雄大な自然に抱かれる、忘れられない一日を過ごせます。

遠刈田温泉と、蔵王の山麓グルメ

蔵王の絶景を楽しんだあとは、山麓の名湯でくつろぐのがおすすめです。宮城側の蔵王エコーラインの入り口には、開湯400年を超える遠刈田(とおがった)温泉が広がります。こけしの里としても知られる素朴な湯の町で、共同浴場や足湯も整い、気軽に湯めぐりを楽しめます。肌にやさしい湯は、山歩きやドライブの疲れをじんわりとほぐしてくれます。

蔵王山麓では、火山の恵みを受けた食も楽しみです。濃厚な蔵王チーズや、清らかな水で育つ高原野菜、ジンギスカンなどが味わえます。ドライブの途中、地元の産直やカフェに立ち寄るのも旅の楽しみです。

アクセスと、訪れる際の注意

宮城側の蔵王へは、仙台や白石蔵王駅から車でのアクセスが基本です。御釜へと続く蔵王エコーラインや蔵王ハイラインは、例年11月上旬から翌春まで冬季閉鎖となるため、御釜を目当てに訪れるなら新緑から秋がベストシーズンです。山頂付近は気温が低く天候も変わりやすいので、羽織るものを用意しておくと安心です。

御釜は火山活動の状況により立ち入りが制限される場合があるため、お出かけ前に最新情報を確認しておきましょう。仙台や松島、鳴子温泉とあわせれば、宮城の自然と湯を満喫する旅になります。雄大な火山の造形美を、ぜひその目で確かめてください。

旅のメモ

エリア
宮城県蔵王町ほか
見どころ
御釜・蔵王エコーライン
ベスト
新緑〜紅葉(冬季は道路閉鎖)
あわせて
仙台・松島・鳴子温泉と
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