青森県・水遊び

青森県・この夏行くべき水遊びスポット6選

本州の最北、青森。白神山地が育む伏流水や、十和田湖から流れ出す奥入瀬の渓流など、青森には夏でも身が引き締まるほど冷たく澄んだ水辺が点在しています。観光地の喧騒から離れ、自然そのものに抱かれる時間は、夏の旅の何よりのごちそう。今回は、子どもから大人まで楽しめる「この夏行くべき水遊びスポット」を、編集部が現地で確かめて厳選しました。

青森の水は、冷たい。だからこそ、真夏の数分が一生の記憶になる。

奥入瀬渓流|歩きながら涼む、流れの回廊

十和田湖から流れ出す奥入瀬は、遊歩道沿いに無数の滝と淵が続く渓流。深い水遊びには向きませんが、足をひたすだけでひんやりと心地よく、新緑から夏にかけての木漏れ日が最高です。苔むした岩、流れ落ちる滝、澄んだ淵——どこを切り取っても絵になる風景の中を歩けば、水音だけで体感温度が下がっていくのを感じます。涼を求める夏の散策に、これ以上ない場所です。

白神山地・湧水池|ブナが磨いた清水

世界遺産・白神山地のブナ林が、何十年もかけて磨いた水。青池や湧水池は、底まで透けて見えるほどの透明度で、吸い込まれそうな青さをたたえています。浅瀬で安心して遊べる場所もあり、ファミリーにも人気です。ただし山の天気は変わりやすく、増水の危険もあるため、天候の確認は欠かせません。ブナ林のトレッキングとあわせて楽しめば、白神の自然を丸ごと体感できます。

渓流・海辺・河川公園|目的で選ぶ水辺

このほかにも、流れのゆるやかな渓流プール、波の穏やかな入り江での磯遊び、トイレや駐車場が整った河川公園など、青森には目的に応じて選べる水辺がそろっています。小さな子ども連れなら設備の整った場所を、自然を満喫したいなら渓流を、と使い分けるのがおすすめ。マリンシューズや着替え、そして冷えた体を包む羽織りものを忘れずに、安全に夏の水辺を楽しんでください。

青森の水辺が、特別な理由

青森にこれほど澄んだ水辺が多いのには、豊かな自然があります。世界自然遺産の白神山地に広がるブナの原生林は、「緑のダム」とも呼ばれ、降った雨や雪を蓄え、長い時間をかけて濾過して、清らかな水を生み出します。また、十和田湖から流れ出す奥入瀬渓流は、ほぼ一定の水量を保ち、苔むした岩々の間を澄んだ水が流れる、唯一無二の渓流美をつくり出しています。火山活動が生んだ湖沼や、伏流水の湧き出る池など、青森の水辺は、それぞれに異なる成り立ちを持ち、夏でも身が引き締まるほど冷たく澄んでいます。自然の恵みそのものを体感できるのが、青森の水遊びの魅力です。

足をひたすだけでひんやり心地よい奥入瀬、底まで透ける白神の湧水池。観光地の喧騒を離れ、自然に抱かれる時間が、夏の旅の何よりのごちそうです。

水辺をめぐる、アクセスと周辺

青森の水辺は、車でのアクセスが便利な場所が多く、奥入瀬渓流や白神山地へも、青森市や弘前方面から足を延ばせます。水遊びとあわせて、ブナ林のトレッキングや、十和田湖の遊覧を楽しめば、青森の雄大な自然を丸ごと満喫できます。山の天気は変わりやすいため、訪問前に天候や現地情報の確認を忘れずに。

夏のねぶた祭や、桜の名所・弘前城、恐山といった青森の見どころとあわせて、冷たく澄んだ水辺で過ごす、忘れられない夏のひとときを、ぜひ体験してください。

水遊びの注意点

ベスト時期
7月中旬〜8月(午後は水温が上がる)
持ち物
マリンシューズ・着替え・防寒の羽織り
安全
必ず大人が同伴/増水・天候の急変に注意
アクセス
多くは車推奨。駐車場の有無を事前確認
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